痛風結節
痛風の発作が起こっても長い間治療をしないでほうっておくと、尿酸がどんどん増え続けて関節部分だけでなく皮下にもたまり、そこに尿酸の結晶の固まりができてコブのようになることがあり、これを痛風結節といいます。
痛風結節は痛風になると必ずできるものではなく、現れない人の方が多いといえます。痛風結節ができても、そこに痛みや炎症は起こりませんが、結節が関節にできたときは関節が変形して、自由に動かなくなることがあります。
痛風結節は比較的体温の低い部位にできます。最も多いのが手足の関節付近で、次いで皮下や耳などです。また、腎臓などの臓器に現れることもあります。痛風結節の形や大きさには個人差があり、くるみ大から、大きいものはりんご並みの大きさになることがあります。
結節が小さい内は周囲の皮膚の色と見分けがつきません。しかし結節が大きくなってくると皮膚が引っ張られて薄くなるので、皮下にたまった尿酸結晶が透けて見えることがあります。また、非常に大きな痛風結節になると皮膚が裂け、おからのような尿酸結晶が出てくることがあります。
結節は、痛風発作が起きた患部の近くにできます。足の親指のつけ根にたびたび発作を起こす人は、その関節部に尿酸結晶がたまるので、盛り上がるように腫れ、痛風結節になります。痛風結節の多くは、痛風発作が何度も起きていながら適切な治療を行わず、放置していることが原因でできたものです。一般的に、最初の発作が起きてから5年から10年治療を受けずにいると、痛風結節になります。