肥満

肥満

尿酸の代謝と肥満との関係は、まだ完全に解明されていませんが、肥満になると尿酸値が上昇して痛風になるきっかけをつくり、さらに糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病を発症しやすくなることが分かっています。

しかし、肥満になったからといって急に激しい運動をしたり、無理なダイエットをすると、かえって尿酸を増加させて痛風発作を招くことがあります。

ダイエットの基本は、適度な運動と栄養バランスのとれた食事をしながら、徐々に行うことです。1ヶ月に2kg前後の減量を目安にしましょう。どうしても1ヶ月に5kg以上のダイエットをしなければならない時は、肥満の治療が専門の医師に指導を受けて行いましょう。また痛風は肥満した人だけではなく、筋肉質の体格の人もかかりやすい病気でもあるので注意が必要です。

コレステロールは、細胞膜の材料やホルモンの原料となるなど、生命活動になくてはならない物質です。しかし食べ過ぎや運動不足などで過剰になると、動脈硬化や高血圧症、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病の原因になります。

コレステロールは、HDL、LDL、VLDL、カイロミクロンなどに分類されますが、中でも動脈硬化と密接な関係にあるのがHDLとLDLです。HDLは血液中の余分なコレステロールを回収して、肝臓に運ぶ働きをしていることから善玉コレステロールと呼ばれ、LDLはコレステロールを体の各部を運んで、コレステロールを増やして動脈硬化の原因になることから悪玉コレステロールと呼ばれています。

人間の体は、食べ物から摂取した糖質や脂質をエネルギーとして使い、余ったものを中性脂肪として脂肪細胞や肝臓に蓄えておく仕組みになっています。エネルギーが不足すると、この中性脂肪が脂肪酸とグリセロールに分解されてエネルギーとして使われます。また、中性脂肪が増えるとHDLが減ります。そのため、コレステロール値や中性脂肪値は定期的に調べることが必要です。

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